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膝小僧360

Author:膝小僧360
座右の銘は「永遠の18歳」

105歳まで生涯現役でいます。。仕事においても遊びにおいても、あらゆる分野において若い者を若さで圧倒する、そんなアダルトチルドレンな105歳を目指しています。ただしこのまま計画通りいくと人生あと83年しかないのが悩み。

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斜陽の中に

別府には、橙色の灯がよく似合う。

別府の海に夕陽が沈んだ後、街々にぽつぽつと橙色の灯りが浮かぶ。

夜の闇に沈みゆく街、そこにある橙色に斜陽という言葉を重ね、

私はその暗闇に身を委ねる。



亀川商店街の緩やかな坂道を登ったところに四の湯温泉はある。

電球から漏れるやわらかな灯りと共に、いつもと変わらぬ老翁が迎えてくれる。

石階段を少し下ると、天井の高い、開放的な空間が広がる。

長い時を経てきた温泉である。
しかしその丁寧な使われ方に、ここが浴客から愛され続けてきたことが見てとれる。

浴槽に敷設されたタイルの働きで、鮮やかなエメラルドに見える湯に浸る。
主張の強い湯ではないが、ゆるやかに温泉成分が肌に融ける心地良さがある。

常連客の身体に刻まれたしわのひとつひとつ、四の湯は全て知っているのだろう。
この厳かな空間にあって、礼を表すには言葉ではなく、湯を愛でる行為に拠る。

壁に懸かった成分表を眺めつつ、この空間が経てきた歴史に思いを馳せる。



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