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膝小僧360

Author:膝小僧360
座右の銘は「永遠の18歳」

105歳まで生涯現役でいます。。仕事においても遊びにおいても、あらゆる分野において若い者を若さで圧倒する、そんなアダルトチルドレンな105歳を目指しています。ただしこのまま計画通りいくと人生あと83年しかないのが悩み。

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泥エクスタシー

気がつくと一心不乱に泥を体中に塗りたくっている自分がいた。

強い硫黄臭など全く気にしていない。
もちろんこの後どうなるか、など考えてはいない。

「硫黄くさい」
と言われるのは覚悟している。駆け出しの温泉通を目指すものとして
それで怯んではいられない。

というか、全裸になって 泥と戯れている自分が懐かしかった。

「キモイ」
と女の子に言われるのも覚悟している。
しかし女より温泉のほうがイイ という男は多いのだ
女より刀とかサッカーのほうがイイという男と同じように。

泥遊びの快感、 ああ俺も溶けてしまえたらいいのに。

俺は今、泥にまみれて、そして自然と少しでも一体化してるのだろうか

自分が生きていることを呪った。
「自分」というものがある限り、他のモノと一体にはなれない
一体化するには死んで自我を消さねばならない
そう、それは自然に完全に委ねるということ

バーチャルな一体感で満足するしかないのだ、生きている限り


最初、この泥湯に入った時、私は、、、
正直犯されたような心地がした。
カマをほられたような感じだった。(体験したことはないが、したくもないが)
そして しゅん としなびた、借りてきた猫のように
おとなしく従順な自分がいた。

それほどショックだった。

まだこんな湯があったとは、、、、
なんて俺は浅はかな軽薄な人間だったんだ。
これを知らずに何を知ってるといえようか
自分を深く恥じた


「まいった」

温泉に入って、このようにつぶやいたのは初めてだった。
「すごい!」とか「おぉおぉぉー!」「あー最高やな」程度の
感動は味わってきたが今回のはまるで違う。

まいった、 完敗である。
この「まいった」は滅多に出ない。
一年に一回出ない事も多い。
しかしこれが出た時価値観が大きく変わる。
ちなみに「ドラッカー」と「バリーボンズ」を読んだ/見た時は出た。


しかし泥に埋もれることがこんなに幸せだとは。
やはり私は小学校から変わっていない

と一瞬思ったが、そうではなかった。


振り向くと、8歳の私が、少し離れたところから私をじっと見つめていた

まるでその目は 「なんだよ楽しそうにしやがって」 とでも言いたげに

私は謝る 「ごめん、でもお前は早すぎたんだよ。はずれクジをひいたんだよ」

性格というものは常に移り変わっている。
今これをタイプしている私も、泥につかっていたそのときの私とは
全くの別人である。

おいしい思いをすれば、過去の私からひがまれる。
と同時に悪い思いをしても、フォローしてくれる。

どうにかして「私」というものが過去から現在まで
一本の線で結ばれているというアイデンティティの基礎
を維持しているのだ。


ふと空想の世界から戻ると、「私」は泥をかき集めては
岩に投げつけていた。

「びしゃっ」 と岩にぶつかりはじける泥の音

何かに似ている。
そう、かたつむりを力の限り壁に投げつけたときの
あの感触に近いのかもしれない。
もしかしたら人間を大砲に詰め壁に向けて発射したら
こういう音がするのかもしれない。

私は無心になって泥を投げ続けた
8歳のときの自分に冷ややかな視線を浴びせれらながらも





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